【iStock】コントリビューター応募方法の流れまとめ【クリエイター登録】
こんにちは。フリーランスデザイナーのおさかなです。
ひょんなことから思ってもみない時期に退職することになり、転職するでもなくフリーランスになって、夢のフリーランス!フリーのデザイナー!と毎日ハラハラしながら楽しんで過ごしています。
今回は、代表的なストックサイトの一つである「iStock」でクリエイターとして登録してみたのですが、他であまり見ない意外な登録手順だったので流れを追いながらまとめました。
登録するストックサイトを増やしたい方、iStockが気になるクリエイターさんの参考になりますと嬉しいです。
- iStock コントリビューター(クリエイター)登録方法
- iStock 登録時の気をつけたいポイント
- iStock ダウンロード時のコントリビューター料金表
コンテンツ審査を受けるための準備
iStockにクリエイター登録するには審査が必須となります。
これはクリエイターの作品が自社の基準に則っているかを測ることが理由かと思います。「載せるに値する質かを確認しますよ」ということですね。大体どのストックサイトにもある手順です。
準備するもの
- スマホ
- 審査提出用に作品データ3点以上(画像ならjpgが無難)
公式サイトから応募するのかなーと思っていましたが、今現在 応募はアプリ経由のみにされているようです。(2024年11月時点)
実際のストック登録はサイト上で行えるようなので、登録者選別する窓口を別途設けることで社内の作業効率化を図ったのかな?と予想しました。
以下画像から飛べます。
iStock公式アプリをダウンロードする
以下から、もしくは上記URLページ内にもリンクがあります。(同じ遷移先)
ダウンロードした後、アプリを立ち上げてください。
アプリで基本情報を入力する
アプリを立ち上げると、以下の表示になります。
切り替わるカルーセル画像が可愛かったので、スクショをいっぱい撮っちゃいました。
画面上の応募ボタンを押すと、基本情報の入力画面に切り替わります。
メールアドレスと居住国を入力したら「次へ」ボタンを押します。
アプリで作品データを提出する
自分の作品を登録する
写真・イラスト・動画の3項目に対して、それぞれ自分の作品を登録します。
スクショを撮り逃してしまったのですが、私は写真とイラストを合計6枚程提出しました。
これから投稿していきたい傾向の作品や自信があるもの、他ストックサイトでダウンロード数が比較的高いものを選んでいます。
アップロードが完了したら応募ボタンを押してください。
途中で各項目の保存(登録?)ボタンが押せない状態になりました。
記載がないので正確なことは分かりませんが、きっとデータのアップロード容量に制限がかかっていて一定以上だと「ボタンが押せない→次の画面に進めない」状態になります。
「○枚まで提出できますよ」的な表記になっていますが実際は違うので、提出時にはご自分の作品の中でも厳選するか、データ容量削減してから提出してみましょう。
データ容量圧縮サイト:TinyPNG
こちらのサイトでは、jpg/png/webpをデータ圧縮が無料でできます。一度に20枚以上は圧縮できない等の制限はありますが、UIも分かりやすく心からお勧めします。
かれこれ10年はお世話になっているサイトです。いつもありがとうパンダさん…!
これで応募完了 (5〜7日後に結果発表)
以下の画面が表示されたら応募完了。
1週間で審査結果をいただけるようなので気長に待ちましょう。
応募するだけなのにわざわざアプリを入れるの…?と思いきや、意外と手数は少なかったですね。簡単でよかったー。
追記:応募から3日で審査完了
「作品が承認されました」というメールが届き、無事承認がおりました。
応募からたった3日で確認してもらえるのは、非常にスムーズと感じました。ありがたいです。
提出された作品を審査した結果、iStock by Getty Imagesのコントリビューターとして招待いたします。弊社クリエイティブコミュニティの一員としてご活躍いただけることを楽しみにしております。
プロフィール作成が完了すれば、コンテンツの提出とロイヤリティ(報酬)の獲得をスタートできます。なお、コンテンツ提出に先立ち、以下の情報についてもご案内します。
とのことで、メールに記載されたプロフィール登録URLを押して、
- 利用規約を読む→同意する
- 入力
- 名前
- サイト上での表示名(クレジット)
- プロフィールページのURL
…等を行い、コントリビューター登録が完了しました。(一本道で迷う要素はなかったです)
iStockを見て回ってみて、これから何を投稿しようかなーと考えてみようと思います。わくわく。
iStock補足情報
「iStock」と「gettyimages.co.jp」の関係性
iStockのサイトドメインが「gettyimages.co.jp」で気になったのですが、
ゲッティ・イメージズ・セールス・ジャパン合同会社が運営しているサービス/サイトだからだったんですね〜。
istock.com と gettyimages.com というサイトがあって、
二つの運営元がゲッティ・イメージズ・セールス・ジャパン合同会社だと。
(間違っていたら訂正しますのでご連絡ください)
サイト全体もタグ付けも英語〜なイメージがあって、自分がデザイン仕事をする時にも利用したことがなかったので、これからどういう印象を持つのか楽しみです。
コントリビューターの料金表(2024/1/1時点)
販売に応じた、クリエイターの料金表もリンクしておきます。
iStock料金表(レートカード)(2024年1月1日現在)
ロイヤリティ(報酬)は、非専属契約で15〜20%が主でした。
2,000円売れたら400円弱。定額プランからの購入だともっと低い。
ち、ちりつも……!!
クリエイターの取り分がもっと増えるといいな。
AI生成物も出ている中で人間には何ができるか、差別化を考えていきたいですね。
ロイヤリティ(報酬)の受け取り方
ちなみに私はAdobeStockの報酬をすでにPayPalに設定していますが、PayPalのあの会員登録のグダグダさはすごいのでぜひ体感してほしいところです。笑
なぜか免許証が認識されないアップロードをひたすら繰り返すという、あの謎アプリのおかげで手間と時間がかかります。
(本人確認書類アップロード → 1週間程度待つ → PayPal「なんかだめでした」 → 本人確認書類アップロード → 1週間程度待つ… を繰り返す)
iStockをこれから始める方は、報酬受け取り用にどちらかのサービスを利用開始しておくことをオススメします。いざという時に慌てなくて済みますから。
まとめ
以上がストックサイト、iStockのコントリビューター応募方法でした。
PCでストックイラスト/フォトの作成・投稿作業している身としては、
PCからSPへファイル移動→アプリインストール→アップロードの手順がなかなか面倒で、ユーザー的にはPCからもできるようにしてほしいなーと思いました。(一回きりとはいえ)
あとちゃんと容量オーバーのエラーも吐いてほしい。あれは分からないわ。
今後も登録するストックサイトを増やしたいと考えているので、また登録方法などの気になることをまとめて記事化します。ストックイラストが気になっている人や始めたい人の、少しでも参考になっていけたら嬉しいです。
ストックイラストを始めようか悩んでいるあなたへ
今回はiStockの話でしたが、初心者に優しいストックサイトをご紹介します。
イラストACはダウンロード数が多く、ハードルが低いストックサイトです。
反応が来やすくモチベーションが保ちやすいので、まだ始めていない人はここから始めてみることをオススメします。
行動を起こせない人や足踏みしている人は、イラストを投稿する前に様子見でストックイラストの雰囲気を感じてみるといいかもしれません。
小さな一歩でも、確実に前に進みます。
一緒に頑張りましょう!