【将来性は?】ストックイラストを副業にするメリット・デメリットと収入
こんにちは。フリーランスデザイナーのおさかなです。
ひょんなことから思ってもみない時期に退職することになり、転職するでもなくフリーランスになって、夢のフリーランス!フリーのデザイナー!と毎日ハラハラしながら楽しんで過ごしています。
ストックイラストとは、インターネット上のサイトにイラストを登録し、必要としている人たちに買ってもらう仕組みです。
例えば、自分が描いたイラストを一度アップロードするだけで何度も購入されて収入になる可能性があり、イラストを描くことが好きな方や、副業に興味がある方にとって、とても魅力的な収入源のひとつと言えるでしょう。
ですが、ストックイラストには良い面だけでなく難しい面もあります。
実際にどのようなメリットやデメリットがあるのかを知ることで、「自分も挑戦してみよう!」と思えるかどうか判断しやすくなります。
また、近年はデザインやクリエイティブの分野も変化が激しく、今後のストックイラストの将来性についても気になる方も多いかと思います。
このブログ記事では、ストックイラストのメリット・デメリットを分かりやすく解説しながら、これから先の可能性や期待できるポイントについてもお伝えします。
ストックイラストをやるメリット
定期収入のチャンス
ストックイラストは一度作ったイラストが時間をかけて少しずつ売れ続けることで、定期的な収入を得られる可能性があります。
特に、ビジネス向けの素材や、SNSでよく使われるような使い勝手の良いイラストは、長い間売れることが期待できます。
今後も企業や個人がデジタルで情報発信する機会が増えるにつれ、イラストのニーズも増えるため、安定した収入源になるチャンスが広がっていくと考えられます。
時間・場所に縛られない働き方
ストックイラストは家やカフェなど、好きな場所で自由に作成してストックサイトにアップロードするだけで、世界中の人に利用してもらえます。
仕事の合間や空いた時間にイラストを作って収入にすることができるため、副業や在宅ワークとしても活用しやすいです。
将来的にリモートワークがさらに普及すると、時間や場所にとらわれない働き方がますます一般的になるでしょう。
イラストスキルをアピールできる
ストックイラストとして公開した作品は、自分のスキルを示す作品集(ポートフォリオ)として活用できます。
さらに、売上やレビューなどから自分の作品が市場でどう評価されているかを確認できるため、トレンドを把握して作品づくりに反映しやすくなります。
今後、クライアントがストックサイトを通じてクリエイターの作品を見つけ、直接仕事を依頼する機会も増えていくと期待されます。
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ストックイラストをやるデメリット
競争が激しくなる可能性
ストックイラスト市場には、世界中のクリエイターが参加しています。
特に流行のテーマや人気のジャンルでは多くの作品があるため、似たようなイラストが埋もれてしまうことも少なくありません。
未来を考えると、イラスト市場はさらに激しい競争の場になり、より個性や高いクオリティが求められるでしょう。
これからは、差別化できるテーマやニッチな分野での作品づくりがポイントになります。
安定した収益が得にくい
ストックイラストは、作り始めてからすぐに大きな収入を得られるわけではありません。
最初は作品数も少ないため、収益も小さく、波があるかもしれません。
特に、流行に左右されやすいイラストは、短期間で売れなくなる可能性もあります。
今後、安定した収益を目指すには、定期的に作品をアップし続ける根気や、時流に乗ったテーマのイラストを積極的に増やすことが求められそうです。
報酬が少ない場合もある
ストックサイトは、売上の一部をクリエイターに支払う仕組みのため、クリエイターの取り分が少ない場合もあります。
割引やセールが頻繁に行われると、1つの作品に対する収入がさらに減ることもあります。
今後、クリエイターへの報酬の仕組みや分配の公平性について、サイトによって改善が期待されるかもしれません。
ストックイラストの将来性は?今後どうなる?
オンラインコンテンツの普及とともに、イラストや画像のニーズは増え続けると考えられます。
特に、個人ビジネスや中小企業がSNSやブログを活用する機会が増える中、汎用的で使いやすいイラストの需要が高まるでしょう。
また、AI生成画像が広まる一方で、クリエイターの個性や特有のタッチを生かした手描き風イラストには依然として根強い価値があると予想されます。
今後、ストックイラスト市場では、「自分らしさ」を活かした作品がより重要視され、テーマに特化したイラストの市場が広がる可能性もあります。
- イラストAC
- ユーザーは1300万人以上、イラストレーター会員数14万人以上の大規模ストックサイト。
クレジット表記不要かつ商用利用OKのため、個人での利用はもちろんのこと、デザイン関連企業・テレビ局・官公庁・大手企業など幅広く利用者が多い。
- ユーザーは1300万人以上、イラストレーター会員数14万人以上の大規模ストックサイト。
- PIXTA
- PIXTAは、日本発のストックフォト・ストックイラストのプラットフォームで、特に日本市場に強みがあります。クリエイターの活動をサポートするためのガイドラインやセミナーを提供していて、初心者でも安心して作品をアップロードできます。
- Adobe Stock
- Adobe製品と連携しており、PhotoshopやIllustratorユーザーに直接アクセスできます。ロイヤリティが比較的高めで、クオリティの高い作品が評価されやすい環境です。
- Shutterstock
- 世界中のユーザーが利用しており、ダウンロード数が多いため、安定した収益を期待できます。多様なカテゴリーのイラストが求められており、初心者からプロまで幅広いユーザーに対応しています。
まとめ
ストックイラストは副業として手軽に始められ、うまくいけば安定した収入を得られる可能性を秘めています。
メリットは、本業の仕事中・勉学中やお休みの日にも収入を得られることや、ポートフォリオに使用できたり、自己表現と収益化が同時にできることが挙げられます。
しかし、競争が激しい市場の中で目立つためには、テーマ選びやトレンドに敏感であることが大切です。将来的にはAI技術や市場の変化も加速し、より多くのチャンスが生まれると予想されます。
ストックイラストは未来に向けて成長が期待される分野です。
決して将来性は低くなく、むしろイラストが好きな方にとって「今のうちに取り組んでおくと良い副業」のひとつと考えて良いかと思います。
この記事が、あなたのストックイラスト活動の第一歩のきっかけになることを願っています。
ストックイラストを始めようか悩んでいるなら
イラストACはダウンロード数が多く、ハードルが低いストックサイトです。
反応が来やすくモチベーションが保ちやすいので、まだ始めていない人はここから始めてみることをオススメします。
行動を起こせない人や足踏みしている人は、イラストを投稿する前に様子見でストックイラストの雰囲気を感じてみるといいかもしれません。
小さな一歩でも、確実に前に進みます。
一緒に頑張りましょう!