【iPad】PDFに手書き・入力で書き込みする方法【効率よく勉強】
こんにちは。フリーランスデザイナーのおさかなです。
ひょんなことから思ってもみない時期に退職することになり、転職するでもなくフリーランスになって、夢のフリーランス!フリーのデザイナー!と毎日ハラハラしながら楽しんで過ごしています。
今回は iPadでPDFに直接書き込みする方法をご紹介します。
フリーランスになってから確定申告のために簿記を勉強しているのですが、やっぱり参考書が大きい!重い!開きにくい!直接書き込みたいけど気が引ける!…の四十苦でした。
これを機に、せっかく購入したiPadをもっと活かして資格勉強できないか!?と模索し、いい感じの無料ツールがあったので記事を書きました。
誰かの参考になりますように。
iPadの「マークアップ」機能で書き込み
ちょっと書きたいだけ…という方向けに一番早いのは、iPadに最初から搭載されているマークアップ機能。多くの方が写真等に書き込んだことがあるかと思いますが、まさにあの機能です。
書き込みまでの手順
- 書き込みたいPDFを開く
- 画面右上「編集」をタップ
- 画面右上「マークアップボタン(ペンマーク)」をタップ
これでもう書き込める状態になります。画面下部に書き込み用のペンツールが出てきて、ペンツールの太さや色、種類が変えられ、簡単で分かりやすいです。
できること
- ペンツールで書き込み
- ペンツール長押しで、ペンの太さが5段階、インク透明度(0〜100%)の変更が可能
- ボールペンのような通常のペン
- マーカーで重要箇所をハイライトできる
- 鉛筆でスケッチできる
- テキスト入力で書き込み
- 指で書き込んで署名
- 四角・丸・吹き出し・矢印などで書き込み
- 定規で真っ直ぐ線を引く
個人的に地味に便利なのが、定規ツールと矢印ツールでした。定規は線を引きたい場所にあてがい、ペンツールで適当に書くだけで真っ直ぐ綺麗に線が引けますし、矢印は写真や地図上で注目させたい箇所に置くだけ。
ちなみに、今回は写真アプリから書き込んだので、ファイル等からPDFを読み込めば 2の手順はありません。よって実質2回タップで書き込める状態になります。便利。
iPhone、iPad、iPod touch でマークアップを使う – Apple サポート
アプリの「iLovePDF」で書き込み
ページ数やファイル数が多い場合は、iLovePDFがおすすめです。
その理由は「勉強に必要かつ欲しい機能が揃ってるのに無料」だから。
ページ表示の仕方を一枚表示、見開き表示にするなどが細かく設定できたりと痒い所に手が届くので、私はiLovePDFを使って簿記勉強中です。
書き込みまでの手順
- iLovePDFでPDFを開く
- 画面右上「ペンマーク」をタップ
参考画像:1週間で日商簿記3級に合格できるテキスト&問題集 第3版 (1週間シリーズ) – Amazon
こちらもすぐ書き込める状態になります。画面右側にペンや画像差し込みなどのツールが出てきて、同じく分かりやすいです。
しかも、このツール群を画面の左側・右側・上側と移動できるので、右利きな私は 左側に配置して、書き込む手を止めることなくペンや消しゴムを変更してます。これが地味に勉強の時短になって嬉しい…!
できること
- PDF(参考書)の表示方法が変更できる
- ページ遷移方向、スクロール方向、1枚表示・見開き表示など
- PDF全体の色:デフォルト、セピア、ナイト、グレースケールに変更可(以下に詳細有)
- 読む方向:左開き、右開き
- ペンツールを押した後(書き込める状態)にできること
- キーボードや手書きでテキスト入力
- テキストハイライト、アンダーライン、取り消し線、曲線
- 画像差し込み
- 線、楕円形、ポリライン(折れ線)、多角形、長方形
- メモ
- スタンプ
- URLリンク
- iLovePDF「TOP画面」でできること
- iCloud内に「iLovePDF」フォルダが作成され、そこへ参考書やPDFを入れてアクセスする
- クラウドストレージ(Google Drive、Dropbox、OneDriveなど)にアクセスするには有料プラン必須
- PDFの編集、署名、分割、整理、圧縮、結合、修復、回転、ページ番号付与、ウォーターマーク付与
- PDFからJPG、PDFからWord、PDFからExcel、PDFからPowerpoint、テキスト抽出
- 姉妹ツールのiLoveIMG機能も一部使える
- スキャナー機能
- 資料などがシャッターを押さずに自動撮影され、スキャンできる
- iCloud内に「iLovePDF」フォルダが作成され、そこへ参考書やPDFを入れてアクセスする
個人的には「iLovePDF」が推し
POINT 1:表示を細かく設定できる
1ページだけで表示するか、見開きで表示するかが結構気になるタイプなので、iPadが縦向きなら1ページ表示、横向きなら見開きにしたいのを叶えてくれるのがすごく良い!
今は、書き込む時は1ページ、読む時は見開き表示にして勉強してます。
POINT 2:PDF全体の色変更ができる
「参考書はモノクロじゃないと頭に入らないから」と言って、カラーの参考書を諦めている同僚が過去いましたが、今なら「カラーをモノクロにできるアプリあるよ…!」とおすすめできます。
- 「色が鮮やかだと目が痛いから今日はセピア」
- 「明るい場所だからデフォルトで勉強しよう」
- 「寝る前だしグレースケールにしてゆっくり眺めるだけにしよう」
というように体調や勉強のしやすさ、気分によって色を変えられるこの機能、目にも優しくて、嬉しい人いるんじゃないかなー。
カラーリングによる文字の読みやすさ、吸収のしやすさって、すごく個人差ありますよね。勉強しやすい方をその都度選べるのがいい。
POINT 3:無料でも全然勉強できる
大体まとめましたが、ここまで出来て無料。ありがとうiLovePDFさん…!資格勉強に最適すぎるので感謝の気持ちにコーヒー代くらい出させてほしい。
ちなみに、ある一定の大きめな行動(ウォーターマーク付与など)に対して 1日あたりの使用制限があります。とはいえ無料のままでも全然支障なく使えるのですが、有料にするとそういった制限が外れて余計にストレスなく使えるみたいです。
私も簿記の勉強を進めてみて、実際の使用感などの感想があれば追記します。
勉強の環境
ちなみにこれが私の環境です。シンプル。
- Apple Pencil(第2世代)
- Apple iPad Pro 12.9インチ (第 5 世代)
- Wi-Fi 128GB シルバー (整備済み品)
iPad Proはいつも整備済みを選んでお得に使ってます。
初期不良があったものでも整備済み、かつ動作確認が取れたものだし、これまでも数回購入してるけど不良品に当たったことはなく、普通に買うよりも安価でオススメです。
当時は128GBを選びましたが、今は256GBでも13万円を切っているものもあるのでよりお得に使えるみたいです。
まとめ
iPadを使ってPDFへ書き込む方法をご紹介しました。
今回はiPad純正機能とiLovePDFをピックアップしましたが、他にも魅力的なアプリや方法はたくさんあると思います。色々見て試してみて、ぜひ使いやすいものを見つけてください。その結果、私はiLovePDFを選びました。最近の推しアプリです。
重い参考書や教科書を持ち歩くのって大変ですよね…。それがiPad一枚で勉強できるなんて、手軽で本当にありがたいです。
学生も社会人もタブレットを持つ時代になってきましたが、この便利さを存分に活かして、ご自分のスキルアップや趣味を思い切り楽しんでください。どうせやるなら簡単に、楽にできるようにしちゃいましょう!